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山田常嘉斎作 初音図 金蒔絵 四段印籠

¥950,000 税込

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寸法:縦 8cm 横 7.5cm

緒締:錫玉
根付:老夫婦図

漆地に金蒔絵。

平安時代中期に紫式部によって創作された「源氏物語」に登場する六条院の軒先が描かれています。
もう一面には梅に鶯の図が描かれており、「初音」を題材に製作された印籠であることがわかります。
明石の君が、会うことの叶わない娘の成長を願い、娘を鶯になぞらえて初音(年初めの便り)を聞かせてほしいという切実な思いを歌に込めて娘に送った、という話です。

江戸幕府二代将軍・秀忠は、娘の嫁入り道具として「初音」を題材にした調度品を三年かけて作らせており、明石の君と同様に自身の娘に対する思いを最高級の調度品に込めて送り出したのでしょう。

黒漆の上に高蒔絵で図を表現し、アクセントとして切金が置かれています。
細かな部分まで職人の腕が光る逸品です。

イ-001

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