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可光斎作 諌鼓鶏図 金蒔絵 五段印籠

¥1,000,000 税込

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寸法:縦 8cm 横 6.5cm

緒締:玉(ぎょく)
根付:玉に童子型 漆塗

地は沃懸地。

太鼓に乗る鶏のモチーフは、中国の故事「諌鼓鶏(かんこどり)」に由来します。
その昔君主は、平民が施政に対し異議を申し立てる際に鳴らす太鼓(諌鼓)を朝廷の門外に設けました。
しかし君主の政治は善政だったため、その太鼓は使われることはなく、苔が生え蔦が茂り鶏の遊び場になった、ということです。
このことから、太鼓に鶏が乗る構図は天下泰平の象徴とされるようになりました。

もう片面には親子の鶏が戯れており、一家の幸福、ひいては平和を意味しているのだと思われます。現代にも通じる人々の願いがこの印籠に込められているのでしょう。

鶏や太鼓、松などは高蒔絵で立体的に表現され、派手でありながら抑えた構図で仕上げています。
贅の限りを尽くした一品です。

可光斎笑山という蒔絵師が存在しますが、この印籠との関係は不明です。

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