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桜に馬図 金蒔絵 五段印籠

¥1,250,000 税込

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寸法:縦 8cm 横 6cm

緒締:瑪瑙(めのう)
根付:木彫牛

地は沃懸地。

「桜に馬」という組み合わせは、源頼朝・義経兄弟の逸話が思い起こされます。
静岡県富士宮市の「狩宿の下馬桜」は、鎌倉時代、頼朝が富士の巻狩り(当時の軍事演習にあたる大規模な狩猟)を行う際に馬を繋ぎ留めていたとされ、「駒止めの桜」とも呼ばれています。
また、長野県の阿智村にある「駒つなぎの桜」には、その昔、源義経が奥州へ下る際に馬を繋いだという逸話があります。
こちらの印籠は、その逸話をそれぞれの面で表現したものではないかと思われます。

日本を象徴する桜と、日本の侍を象徴する二人。
きっと、この印籠を持った人物も大成していたことでしょう。

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