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山田常嘉斎作 備中高松城の戦い図 金蒔絵 六段印籠
¥1,900,000 税込
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寸法:縦 10cm 横 7cm
緒締:花紋様金具
根付:兜図
地は沃懸地。
高蒔絵や切金、梨地といった蒔絵の技術を余すことなく使い、金工師によって武者の戦が見事なまでに表現されています。
甲冑の細部にまで手を加え、勇ましい戦の表情には素赤を使い金や銀などで象嵌が施されています。
蛇の目家紋の前立を付けた兜の加藤清正、一文字三星の家紋入りの胴の毛利輝元は家紋がはっきりと見えます。
精巧かつ緻密な当時の金工師の技術の高さが見て取れ、まるで蒔絵師と金工師が腕の競い合っているかのようです。
山田常嘉斎:
徳川家の代々印籠師で、幸阿弥長房とともに印籠や香箱の類を製作し、それ以降代々「常嘉」又は「常嘉斎」と称して幕府の御印籠師となりました。
N12806
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